スウェーデン入門書第二弾。
タイトルがタイトルなので、読んだのですが・・・。なんかいまいち。
内容はスウェーデンの経済、関係の論文集、という印象。
なんだかつぎはぎだらけで、ちょっとかっがりしました。古いし(94年初版)。
・労使関係の特殊さ(多次元モデルらしい。よくわからないけど複雑)
・間接税(付加価値税)中心の財政制度
・GDP7割に達する政府財政規模
・とはいえ、歳出の6割は所得移転
・北欧以外、外国人移民は原則不可能
・県(医療)と市(教育・福祉)の明確な役割分担
財政制度と地方分権が興味深い。
日本の財政規模は80兆。GDPが500兆ですから、17%ぐらいです。
まあこれは、政府が小さいのか民間部門が大きいのかどっちかは定かでありませんが。
きちんと地方に独自の財源があり、役割分担が明確であれば、分権はうまくいくのかなあ、
という経済理論の発想ですが、スウェーデンを見ると、その通りのように見えます。
いろいろ書いてますが、本質的な政策のパッケージはそう違わないのでしょうね。
違うのは、環境と人?
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