座右の銘。
Stockholmに来てはや10日。来週からの講義開始を控えて、予習の日々である。
Trendsppoting & Futurethinkng という講義に登録したのだが、この講義のone of uniquenessは評価の30%がblogで決まること。どうやら講義用blogを作成し、週2,3回更新すべきらしい。ということで、早速作成してみた。
当然、言語は英語である。
もうお気づきかもしれないが、そこで、左のAbout Meに英語が加わったわけである。
とりわけ苦労したのは「足下に泉あり」の英訳である。
この言葉は私のorginalではなく、浅野史郎氏の座右の銘である。
彼は高校の大先輩であり、(学部は違えど)大学の先輩でもあり、(考えようによっては)職場の先輩でもある。以前、学生記者として宮城県知事時代の彼にインタビューをした際、帰りがけに色紙にサインを頂き、そこに記された言葉がこれであったのだ。
当時は言葉の意味を「大切なものほど近くにある」と理解しており、私の将来もまさにそのようにして決めたため、これが座右の銘なのだが、実際は少し違うようだ。
本人によれば「『今の仕事はつまらないし、つらいけど、なんとかこなしていれば、次にいい仕事が回ってくるだろう』という考えは、公務員になったらやめなさい。今の仕事の足元を掘り進んでご覧。必ずや、豊かな泉が湧いてくるよ。」ということらしい。この言葉は彼も上司から言われたものであるらしく、与えられた仕事を無難にこなす、という思考から抜け出すきっかけとなったそうである。
と、これをsimpleに英訳すると
"You can get something precious by what you are working on, even if that felt boring"
となる、のだろうか。いつか本人に確認したいものである。
ちなみに、彼は24歳でUniversity of Illinoisに留学している。当時の体験を「大学と図書館を往復するだけの禁欲的な生活だった」と語ってくれたが、その意味が実感として分かる気がする今日この頃であった。
※なお、今回の文体は浅野史郎WEBサイト『夢らいん』に準じた。
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