2008-06-09

insensitivity










鈍感力。



日曜日に、サークルで食育イベントをやりました。
「食育」とは、「食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として、行われ」るもの。(食育基本法第一章第二条)

・・・らしいですが、要は食べることを通じて、いろんなことを教えちゃおう!というもの。
いろんなこととは、健康な食生活や食品の安全の知識や、食べ物を大切にする心、などです。

今回は神田の廃校を利用した文化祭みたいなイベントがあり、そこに参加したのでした。
ブースを立て、校庭に畑を作って土盛り&種・苗植えをするものと、野菜を使った団子作りの2つ。
当日は苗を提供してくれた農家さんが新潟から来てくれたり、畑(屋上緑化用の移動式畑)を提供してくれた会社の方がいらしたり、電解水を使った農法を普及している会社の方が来たりと、豪華なメンバーでした。

農大の学生が生産を担当して、家政大の学生が料理を担当して、日大の学生が運営して、東大の学生が全体を考える・・・そんな構想が1年半かけてようやく実現し、感激して涙が出そうでした。

が、毎回思うのですが、食べ物の流れ(フードシステム)の中に、経済学は入らないのです。自分が価値を発揮するには、もっと勉強して、全体の構想を提示しないといけないと強く感じました。
こういう「専門を生かした」活動を行うと(といっても自分でそう設計したのですが)、自分の専門と呼べるものの儚さに悩まされます。本当に勉強しないと、無価値ですもん。




今回は試験もあったので、運営はお任せ。

が、「任せる」とは難しいもんです。
自分の思い通りにできないし、情報が足りないし、全体を考えないといけないし、何を言うべきで何を言わざるべきかを選別しないといけないし、何よりも誰にも褒められない。これまでは自分でやることが多かったのですが、僕に「やらせてくれた」先輩方はさぞ気を揉んだんだろうなあ、とこれまでの自分自身を反省しました。

うーん。いろいろ学ぶことはありそうです。


ちなみに、小松菜のクッキーは好評だったようで、73袋(146個)持っていって、70袋掃けたようです。
おかげでクッキー作りの腕が上がりました。笑


みなさま、本当にお疲れ様でした。

明日もがんばります。














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