2009-02-19

『星の王子さま』(サン=テグジュペリ(著),内藤濯(訳)/岩波少年文庫)



「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」



先日、家族で京都旅行に行ってきました。

「これは弘法大師が開いたお寺です。この塔は・・・五代目で家光時代に再建されたものですね」

「これは鎌倉時代に建立されたものです。これは四代目で・・・」

「これは平安時代の建立。一度火事にあって記録によればこれは六代目の・・・」


そんなのばっかり。
そりゃ数百年に一度ぐらいは火事やら地震が起こるでしょうから。


「なーんだ。新しいものなのか、がっかり」と思っていた最初。

思えば、こんなにコストがかかる建物を、何度も建て直させた「何か」ってすごい、ですよね。



大切なものは、やっぱり目に見えないんでしょう、ね。



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