情報=データ、ナレッジ、ノウハウ
内容自体に価値があるというよりは、当時はこのテーマ自体に価値があったんでしょうね。
ということで、今読むとちょっと名前負けの印象。
出井さん以外は、テーマを与えられて「こじつけ」で書いた感じ。
ネットワーク外部性などの今では当たり前の概念が、インターネット萌芽期には当たり前ではなかったことがわかります。
田坂広志氏の文章を初めて読みましたが、素敵ですね。
彼によれば、情報とは
①「データ」:言語化、定型化が可能
②「ナレッジ」:言語化はできるが、定型化できない
③「ノウハウ」:言語化、定型化ともに不可能
に分類できるそうな。言うまでもなく、豊かな「ノウハウ」こそが企業のコア・コンピタンスであり、また情報のプラットフォームを作り、オープンソースを利用して「データ」を増やすことでコア・コンピタンスが生きてくる・・・ともはや何を言っているかわかりませんね。
サークルの組織設計のために読んだ一冊。
直感的にはリクルート&ソニーなのかなあという仮説。
まあ、もうちょい読みます。
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