農業経済学の宴。
今日は銀座でお食事。
以前いろいろと相談した方に、相談と報告をかねて会ってきました。
農業経済学を学ぶ先輩と三人で、農林省の話から世銀の話まで、おいしいインド料理(かなりGOOD)を食べながら、時を経つのを忘れてしまうぐらい、知的でエキサイティングな時間でした。多面的機能の経済的意義を問われたりして・・・。第一線で活躍する方に、直接あれこれ聞ける機会はめったにないので、それだけでもおなかいっぱいになりました。
聞いたのは役人の役割と経済学を学ぶ意義。
別に、役人が無価値だとか、経済学が無意味だと思っているわけじゃないんです。
むしろ自分の中にも、やんわりと仮説が出来上がっていている最近。
自分のひと周りもふた周りも先を行く先輩に、同じことを聞いて自分の位置を確かめたかったんです。
①役人の役割
・・・最終的には予算と制度を使う立場にあるということ。「農業を残したい、守りたいという国民がいる一方で、安い農産物を供給してほしいという希望もある。そのギャップは財政的に埋める必要があるのではないか。その際は農業の意義や役割を論理的に説明し、適切な予算を配分させる人間が絶対に必要。また、政策は市場を歪めかねないので、社会の変化に合わせて、制度を適切に変え続ける意味でも役人はまだまだやるべきことがある」
②経済学を学ぶ意義
・・・思考の道具、ではなく自分のやりたいことを納得させる手段であるそうな。「経済学はほかの社会科学に比べて複雑で理解されにくい。しかし制度設計の根拠としてはきわめて有用。経済学をきちんと学び、論理的に説明する力が身につけば、しめたもの。経済学の枠組みで議論できる人そう多くないし、それが合理的であれば、反論できる人はいなくなる」
「世銀はシャドープライスを見るところだから」とか、ほかにもいろいろ貴重なお話があったのですが、難しくて理解できず。
とにかく経済学を学びます。
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