読み方。
原題は”reading people”。著者はアメリカでもっとも有名な陪審員コンサルタント。陪審員には事件とは無関係の、公正な判断ができる人間が選ばれる必要があり、その選定にあたってアドバイスを与えるのがコンサルタント。ですから、限られた時間と情報から、その人を見抜くのが仕事なわけで、その技術を解説した本。
①他人について知る:
際立った特徴から背景を推測する、
第一印象の背景を読む、
環境から人を読む、
話し方から読む、
発言より行動を見る、
例外を知る
②自分を知る:
他人からどう思われるかを考える、
質問の仕方を工夫する、
直感を積み重ねて磨く
なんだかシャーロック・ホームズみたいですね。。。
すべての行動には意味があり、その背景を探ることが人を読むことなのだ、みたいな感じ。
そりゃそうでしょうが、ある一点から解釈を広げていく発想は重要でしょう。木から森を見る感じ。
自分自身の読まれ方も気をつけないといけないというのは、当たり前のようで盲点ですよね。
で、応用編が「SPEED」
S:scan(全体を見る)
P:pare(特徴を取り出す)
E:enlarge(特徴を拡大する)
E:evaluate(集中力を保ちつつ評価する)
D:decide(安全なうちに決める)
人に限らず、いろいろ読めそうですよね。
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