「わかること」「実行できること」「結果がうまくいく」
いわゆる「問題解決」のパイオニア的な一冊。
構成はシンプルで
①思考:ゼロベース&仮説
②技術:MECE&ロジックツリー
③実施:ソリューションズ・システム
の3つ。こういう本から①②がいろんな本に切り出されていったのだなあ、と考えると何だか不思議な感じがしますね。もともと一緒に使うものなんですからね。
③のソリューション・システムとは、①②で分析した問題に対して、「この問題は解決できるか?」「YES、beacauce...」と、問題が解決できる理由を死ぬほど考えて、上から順に検証していく、というプロセスのこと。
・・・すっごいポジティブなんですね。問題解決というと、何だかどうしようもないものを淡々と分析して、淡々と実施していくイメージでしたが、「どんなスバ抜けた解決策があるかなー」とみんなであれこれ考えて「これでできるのか確かめてみよう」と動きつつ考える感じ。要は問題解決とは、言葉通りの「問題の根源を除去すること」ではなく、「問題の根源を明らかにすることで達成すべき目標を明確にし、目標を達成すること」なんですね。手段をあれこれ考え、日々実践するなら、そりゃ楽しいわ。
「わかること」×「実行できること」=「結果がうまくいく」なんでしょうか。
いずれにせよ、実行できないと意味ないんですね。
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