想像力と頭の良さ。
財務省の方にOB訪問をしたら、思いがけず高校のOBでびっくり。
特にお願いしたわけではないので、「天文学的な確率」とはこのことですね。
別に財務省志望ではありませんが、「こんな風に考えられる人になりたいな」を感じるのは財務省。
「財務省職員と話してみませんか?」的なメールをいただいたので、せっかくなら、と。
①財務省の仕事について
②自分の志望動機について
2つ、聞いて(もらって)きました。
常々ものすごく疑問を抱いていたのは、現場が(見え)ない仕事のどこが面白いのか、ということ。
財政や税制という政策分野は、あくまで政府の運営のために存在するわけで、「国の問題を解決する」という視点に立つと、政府が国のためにあるといっても、影響は間接的なわけです。
社会の中から問題を見つけ、学問にヒントを得、現実を変えていく、そして社会に戻り・・・と、その過程を繰り返していく。そんな循環が役人の意義であり、同時に醍醐味でもあるわけです。本当に描けるのかなあ、
・・・と思っていたのですが、想像力で描くということがわかりました。
ずば抜けて理解が早い。僕が話した言葉の9割はいらなかったようですね。
問題意識の持ち方もマクロ的過ぎるし、将来の軸もないし、個人的な鮮やかな体験も、共感を呼ぶ言葉も、将来のキャリアパスも、あまり得るところがありませんでした。が、そうした不足は想像力で補っている、逆に言えば補える頭のよさがあるのだなあ、と思い納得しました。
人生は無限のトイレットペーパーのようだと思っていて。
みんな同じものを巻き続ける、のかなあ、と。それならなるべく早く巻いていくことが価値なのかと。
ここ数年、巻いてばかりですが、ちょっと考えを変える必要がありそうです。
考えすぎ、かなあ。
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