2009-10-03

『佐々木かをりの手帳術』(佐々木かをり/日本能率協会マネジメントセンター)



「時間管理が上手な人は悩みが少ない。なぜならば、悩みというのは、長い時間解決できない課題のことを指すからだ」



衝撃的だった一冊。「いくら計画を立てても、行動を起こさなきゃ意味がない。というか、行動以外は意味がない」そんな思いが手帳から読み取れます。

著者の佐々木かをりさんはone of 有名な女性起業家で、2社の社長&2児の母。
もっと有名なのは彼女の考案した手帳

もともと手帳が好きだったという著者。そのうち自作を始め、一時はフランス製の手帳を使っていたそうですが、結局祝日とかの関係で自分で製造・販売してしまったそう。

手帳の設計はいたってシンプル。
・一週間見開き
・30分ごとの欄
・基本、それだけ

毎日のページとか、価値観を明確化するページとか、一ヶ月の予定を確認するページとかメモとか、そんなのは基本的にないんです。だって一箇所になってたほうが見やすいし、何より無駄だから。フランクリンプランナーと比べると、すごく実践的。あれはすごく理論的なんですね。大事なことはわかるけど、コストが・・・。



市販の手帳→フランクリンプランナー→自作→outlook→フランクリンプランナー・・・と行動力がないことを手帳のせいにしてきたのですが、何だかしばらく落ち着きそうです。当然、手帳<<行動、ですけど。


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